社会福祉法第22条に基づく社会福祉法人であり、尼崎市が設置した社会福祉施設を主として経営を行い、尼崎市と一体となって尼崎市の社会福祉事業の推進を図る法人団体です。
当法人は、公的責任を確保しつつ民間人の持つ能力と豊富な経験及びその熱意を活用することにより、専門的な施設運営体制を確立し得る方法として、尼崎市の外郭団体として設立しました。
しかし、現下の尼崎市の財政状況が厳しさを増すなか、施設利用者への質の高い福祉サービスを提供しつつ尼崎市への依存体質の脱却を推し進めるため、平成21年度から母子生活支援施設及び養護老人ホームは尼崎市から施設移管を受け、民間経営の視点に立った柔軟な体質改善にも努めています。
更に、尼崎市から受けている出資等の公共性にかんがみ、当法人が保有する情報公開の推進により一層の透明性を図り、施設で行う事業について利用者の理解と信頼を確保しながら公正で開かれた運営に努めるとともに、個人情報が個人の人格尊重の理念のもとに当法人が保有する個人情報も適正に取り扱い、個人の権利利益を保護します。
尼崎市と連携のもとに、第一種社会福祉事業(母子生活支援施設、児童養護施設、養護老人ホームの経営)、第二種社会福祉事業(身体障害者福祉センター、身体障害者デイサービスセンター、児童発達支援センター、児童発達支援センターの経営及び相談支援事業)の実施を目的とします。
尼崎市や各施設との緊密な連携を行いながら、指定管理者と自立経営の両面から更なる経営改善に努め、運営の効率化、円滑化及び安定化を図り、また一方では施設入所者や利用者への質の高いサービスの提供に努めます。また、「開かれた施設」を目指してふれあい、社会参加などを促進するため、ボランティアの活用も図りながら、他施設及び地域との交流に努めていくことを支援します。
昭和59年1月12日 | 設立発起人会開催 |
---|---|
昭和59年1月20日 | 厚生大臣へ事業団設立認可申請書提出 |
昭和59年3月28日 | 尼崎市議会で「社会福祉法人尼崎市社会福祉事業団」委託に係る条例改正可決 |
昭和59年3月31日 | 厚生大臣認可 |
昭和59年4月 1日 | 社会福祉法人尼崎市社会福祉事業団発足 尼崎市母子生活支援施設及び老人福祉施設尼崎市立 猪名野やすらぎ荘の管理運営 |
昭和60年6月 1日 | 身体障害者福祉センターB型尼崎市立身体障害者福祉センターの管理運営 |
平成 元年 4月 1日 | 児童養護施設尼崎市尼崎学園の管理運営 |
平成 2年 4月 1日 | 児童発達支援センター尼崎市立たじかの園の管理運営 |
平成14年4月 1日 | 養護老人ホーム尼崎市立長安寮の管理運営 |
平成14年7月 1日 | 身体障害者デイサービスセンター尼崎市立身体障害者デイサービスセンターの管理運営 |
平成18年4月 1日 | 指定管理者制度導入により尼崎市の指定管理者として福祉施設を経営 児童発達支援センター尼崎市立あこや学園の経営 |
平成19年8月31日 | 相談支援事業(身体障害者福祉センター、たじかの園)の実施 |
平成21年4月 1日 | 尼崎市から母子生活支援施設及び養護老人ホームの施設移管 |